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保育士の夜勤勤務の実態。夜勤手当が魅力的な一方保育士の健康への悪影響は否めず

 日中に働く保育士の他にも、みんなが休んでいる間に働く夜勤勤務の保育士もいます。保育士の夜勤勤務では深夜手当や夜勤手当が貰えるので魅力的ではありますが、その分体力的に厳しいこともあります。たまに夜勤勤務をするくらいであれば大きな問題はないかもしれませんが、継続的に夜勤を行うことで保育士の健康を大きく損なう可能性があります。

院内保育園などでは夜勤勤務をする保育士も。保育士の夜勤勤務スケジュール

保育士 夜勤①

 院内保育園や乳児院児童養護施設のなかには夜勤勤務を行っている保育園もあります。特に院内保育園では夜勤を行っていることが多いです。というのも院内保育園は病院やクリニックで働く医者や看護師の子どもを預かる保育施設です。医者や看護師は24時間交代での勤務があるので、夜勤のときにはどこかに子どもを預けないといけません。そういった職員に対応するために院内保育園では夜間の預かりも行っています。
 院内保育園などで夜間保育では、夕方に子どもを連れてきてもらい、翌朝仕事が終わり次第お迎えに来てもらいます。夜間の受け入れといっても保育士の基本的な仕事内容は変わりません。夜勤勤務の異なる点としては、子どもが寝ている時間が長いということくらいです。保育士の夜勤勤務のスケジュールは以下ようになっています。夜勤勤務を行う園には小規模であることが多いので、雑務が少なく子どもと一緒に寝ていることもあります。

【保育士の夜勤のスケジュール】
16:00 登園
18:30 夕食
20:30 就寝(保育士も一緒に仮眠することもある)
7:00 起床
7:30 朝食
9:00 お迎え

保育士の夜勤勤務のメリット、デメリット。夜勤手当が期待できるが、体力的にきつい

保育士 夜勤②

 ほとんどの人が家でゆっくりしている時間に働くのは大変ですが、その分夜勤勤務への優遇もあります。ここでは保育士が夜勤勤務を行うときのメリットとデメリットを説明します。

【保育士の夜勤勤務のメリット】
夜勤手当が付く
夜勤勤務では夜通し働くことになるので勤務時間が通常勤務よりも長くなっています。また労働基準法に基づいて22時から5時までは深夜割増手当が支払われます。深夜割増手当では通常1000円の保育士でも1250円に時給がアップするのでかなりの増額が見込まれます。また働く園によっては夜勤1回で6000円など別途手当を支給するところもあります。
・自由に使える時間が長い
保育士の夜勤勤務では通常の約2日分の勤務時間をこなしています。その分夜勤を終えた次の日は1日まるまる休むことになっています。夜勤のスタートが夕方からなので出勤までの時間はフリーの時間ですし、勤務を終えるのも朝なのでその後の時間はゆっくり時間を使えます。それに加えて1日休みがあるので、自分の自由な時間は意外とたくさんあります。

【保育士の夜勤勤務のデメリット】
・夜にじっくり寝ることができない
保育士の夜勤では子どもが寝ている時間が長く、保育士も一緒に仮眠を取る時間があります。子どもを預かっている以上、何か問題が起きたときにすぐ対応できるようにしないといけないので、様子が気になって熟睡することができません。そのためあまり寝たという感覚は得られません。
・他の人と生活が合わない
普段保育士が寝ている時間に働くことになるので、同僚や友人と予定が合わないことが多いです。周囲と予定を合わせるために夜勤明け直ぐに予定を入れる保育士もいますが、夜勤後のからだの負担はかなり大きいのでおすすめできません。

夜勤勤務者は平均寿命が10年以上短い?夜勤を行う保育士は自分のからだと向き合うことも必要

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 保育士の夜勤勤務には「じっくり寝ることができない」ことや「他の人と生活が合わない」というデメリットがありますが、夜勤を長く続けることで更に大きな悪影響をもたらす可能性があります。

◯夜勤勤務は寿命を縮める
フランスのヴィスナール教授の研究によると、夜勤勤務を行う人は通常よりも寿命が10年以上縮まります。これはやや古い研究ですが10年も寿命が縮むとは恐ろしい話です。あくまで平均で10年縮むという結果なので、夜勤で働く人のなかにはもっと顕著に寿命が縮まった人もいます。

◯女性の夜勤労働者は乳がんのリスクが2倍
夜勤勤務を長く続けるとホルモンバランスが崩れ、乳ガンのリスクが2倍になるという研究結果があります。保育士のほとんどが女性でありますが、乳がんは女性が最も恐れている病の一つです。また若い女性ほどリスクが高まると考えられているので、夜勤勤務をしている若手の保育士は、目に見えないところで自分のからだが蝕まれていることを意識しましょう。

 このように夜勤勤務を続けることで、保育士のからだにもかなりの悪影響が生じてしまいます。夜勤勤務をしている保育士は仕事に一生懸命になるのも良いですが、時には自分のからだと向き合い夜勤の数を減らしたり、日中の仕事だけにしたりと調節することも必要です。

「保育士夜勤勤務」のまとめ

 院内保育園や乳児院児童養護施設で働く保育士のなかには夜勤勤務を行っている人もいます。通常の保育とは違い夜勤では夕方から子どもを預かり朝に見送ります。保育園で行う保育内容は日勤と特に異なることはありませんが、多くの人が寝ている時間に働いているので夜勤手当も大きく、夜勤明けの翌日にはしっかりと1日休みを取ることができます。しかし勤務中子どもと寝ていてもぐっすり眠れず、生活リズムも崩してしまうので体力的なきつさは否めません。また夜勤を続けると寿命が縮まってしまうことやガンの発症リスクが高くなるとも言われています。そのため夜勤保育士は自分のからだと向き合い、少しでも異常を感じたら夜勤を減らす、もしくは無くして自分のからだへの負担を減らすことが望ましいです。