保育のはてな?保育のお役立ち情報まとめブログ

保育に関するはてな?を発信していきます!保育士さんや幼稚園教諭さん、子育て中の保護者の皆さん、保育に関心をお持ちの方々にぜひ読んでいただきたいです。

保育士の役割を紹介。保育士のやりがいや、1日の仕事内容は?

 現在保育士不足が問題となっており、保育士採用のニーズが高まっています。保育士の仕事は日々忙しく大変ですが、子どもの成長にとって重要な役割を果たしており、非常にやりがいのある仕事です。もちろん楽しいことばかりではなく、大変なこともたくさんあります。今回は保育士の役割や保育士の1日の仕事内容とともに、日々子ども達に囲まれる保育士のやりがいについて詳しくご紹介していきます。

保育士の役割って?園ではどんな仕事をしているの?

保育士 仕事内容①

 保育園では、仕事など家の事情で家庭での保育が充分にできない子どもを預かっています。保育園で働く保育士は親の代わりになって子どもを保育しています。保育士には大きく5つの役割があると言われています。

①基本的な生活習慣を身につけさせる
成長するにつれて必要となる基本的な生活習慣を身につけさせることは保育士にとって最も重要な役割の一つです。基本的な生活習慣とは、食事、睡眠、排泄、手洗いうがい、着替えなどです。これらは家庭で覚えさせることでもありますが、保育士は保育のプロとしてしっかりと教える責任があります。

②子どもの健康管理
子どもの顔色や声の調子、行動などから健康状態を把握する必要があります。特に集団生活をしているとインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるので、症状の悪化を防いだり、他の児童に移さないようにしたりしています。

③集団でのコミュニケーションを学ばせる
子どもは保育園で友達と関わるなかで自己主張のぶつかり合いによる葛藤や、一緒に遊ぶことの楽しさや充実感を味わい、次第に社会性を身につけていきます。保育士の役割は集団生活をしようとする子ども達の支援をすることです。上手に集団生活ができるようになるために、日々の遊びや遠足、発表会などの行事で集団生活に必要なことを学ばせてあげます。

④心身発達をサポートする
子ども達にとって心身の健全な発育は非常に大事です。幼少期にどのように保育されるかで、その後の成長に大きな影響を与えます。そのため子ども達の年齢や成長状況に応じた柔軟な支援が必要になります。保育士は室内遊びや外での運動など、色々な遊びを通じて、精神的にも身体的にも健全な発育ができるように支援しています。

⑤保護者の悩みをサポート
保育士は保育のプロとして、保護者の子育ての悩みや不安を解消してあげることも大切な役割です。連絡帳や送り迎えのときのちょっとしたやり取りのなかで、上手にアドバイスすることも保育士の大事な仕事の一つです。

 

保育士と幼稚園教諭の子どもを預かる目的や子どもの年齢が異なる

保育士 仕事内容②

 保育士と幼稚園教諭は似ている仕事のように思われがちですが、全く一緒というわけではありません。

◯保育士
日中に保育できない保護者から子どもを預かり、日常生活の援助や保育をする
遊びの時間が多い
0から6歳まで幅広い年齢の子どもを預かることができる
子供と関わる時間が長い

幼稚園教諭
幼児を保育し心身の発達を支援し、生活する上での知識や教育を教える
勉強を教える時間が長い
預かる子どもは3から6歳が対象
保育士に比べると子供と関わる時間が短い

 このように保育士と幼稚園教諭はどちらも子どもを預かっていますが、子どもを預かる目的や預かる子どもの年齢も異なっています。保育士は「生活面」、幼稚園教諭は「教育面」に力を入れています。そのため保育士は学業というよりも集団行動を大切にしており、歌やピアノ、運動などを行う時間がたくさんあります。幼稚園教諭の場合は比較的年齢の高い子どもを預かり、勉強を中心に行なっています。

保育士の1日の仕事のスケジュールは?

保育士 仕事内容③

 保育士の1日はどのようなスケジュールなのでしょうか。今回はある保育士の1日をご紹介します。

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8:00 朝の登園
登園してくる子ども達を迎えます。保護者とコミュニケーションを取り、子どもの体調はどうかチェックします。

9:45 朝礼
空いた時間を使ってスタッフによる朝礼を行います。出欠席の状況や子ども達の健康状態などの情報を共有します。

10:00 朝の会・体操など
園児が揃ったところで挨拶や体操などを行います。

10:30 自由遊び
基本的には自由な遊び時間なので子ども達が安全に遊べるよう見守ります。季節や天候によっては近隣の公園へ散歩に出かけたり、水遊びをしたりすることもあります。

11:20 給食の準備・昼食
昼食の準備を行い、子ども達に手洗いうがいなどを促します。衛生面に配慮しつつ配膳し、食育などの情報も交えて楽しく食事ができるように進めていきます。

12:30 お昼寝
昼食後に歯磨きをさせたら、パジャマに着替える手伝いをします。布団を敷き子ども達が寝付くまで読み聞かせなどを行います。子ども達が寝たら連絡帳の書き込み、片づけ、行事の準備などを行います。交代で休憩もします。

15:30 おやつ
子ども達がお昼寝から起きたら、おやつの時間です。

16:00 自由遊び・降園
室内や園庭で自由に遊びお迎えの時間を待ちます。保護者が迎えに来た子どもから降園しますが、その際に子どもの1日の様子などを保護者に伝えるようにします。

17:30 1日の終わり
子ども達が全員降園したら、片づけや戸締り、火の元のチェックなどを行い勤務終了となります。

 

子どものお世話だけじゃない。書類作成も保育士の大事な仕事

保育士 仕事内容④

 子どもの保育だけでもかなり大変ですが、保育士は同時にたくさんの書類作成を行っています。毎日書くものもあれば、月ごとに書くもの、行事ごとに書くものと様々な書類を作成しています。保育士は一般的に次のような書類を作成しています。
• 連絡ノート
• 園だより
• 給食だより
• 保育日誌
• 給食日誌
• 日案・月案・年間案
• 行事立案書
ヒヤリハット記録ノート
• 職員会議の議事録
• 職員間連絡ノート
 保育士の作成する書類は保護者向けの書類と園内の書類の2種類があります。どれもかなり重要な書類で、作成するのにも時間がかかってしまいます。しかし書類を作成することで、保護者は安心して子どもを預けることができ、子どもの成長を感じることもできます。また保育園にとっても日々の保育の記録することで、保育の質の向上につながります。このように書類作成は保育士にとって大変な仕事ですが、子どもや保護者により良い保育を提供するためにも重要な役割を担っています。

楽しい仕事ばかりじゃない!保育士の仕事の大変なところ

保育士 仕事内容⑤

 保育士の仕事は「子どもと遊んで楽しそう」「子どもが好きなら誰にでもできそう」と思われがちですが、素敵な仕事である分大変なこともたくさんあります。
◯体力的にきつい
保育士の仕事は体力勝負です。毎日元気に動き回る子どもの相手をするのはかなり大変なことです。年齢が大きくなるにつれて子どもの動きも活発になるので、大人であってもついていくのがやっとです。低年齢の子どもの担当でもおんぶしたり、だっこしたりするので体力がないと続けられません。お昼寝のときに園児たちの布団を1つずつ並べたり片付けたりするものも意外と体力を使います。

◯待遇があまり良くない
保育士は公務員であるにもかかわらず、会社員や他の公務員と比べるとかなり給料が低いです。働く地域や保育園の形態、勤務年数などにより多少の差はありますが、だいたい手取りにすると10万〜14万くらいが多いです。

◯人間関係での苦労
保育士は女性がほとんどで、職場の人間関係に苦労する人がたくさんいます。
◯◯さんグループや△△派閥など権力の強い保育士を中心に集団で固まる光景もよく見られます。上手く先輩や同期の保育士と付き合わないと、仕事上でも不都合な点が出てきます。目をつけられると集団で無視をしてきたり、その日の連絡事項等教えてもらえなかったりすることもあります。

◯おしゃれができない
やっぱり働くときでも髪の毛やネイル、化粧なども気にかけたいですよね。しかし保育士は自分の好きなようにネイルや化粧等はできません。子ども第一の仕事なので装飾品は邪魔になったり、子どもを傷つけてしまったりする可能性もあります。保育園によっては保護者からのイメージが悪くならないようにカラーやパーマを禁止している保育園もあります。

日々の子どもの成長に感動!卒業後のつながりも

保育士 仕事内容⑥

 保育士は好奇心の旺盛な子どもと常に行動をともにしているので、精神的にも体力的にも大変です。しかし大変な分やりがいも大きいのが保育の仕事です。保育士のやりがいは、何と言っても毎日子どもと関われることです。保育士の仕事は毎日子どもの笑顔に囲まれ癒やされるとともに、成長期にある子どもの日々の成長を見守ることができます。昨日できなかったことが今日できるようになったり、初めての言葉を発する瞬間をともに過ごせたりと、日々が感動の連続です。また外出先で「中学生になりました」と卒園した子どもが報告しにくるなど、つながりが強いこともやりがいの一つです。大きく成長した子どもの姿を見て、当時の様子を思い出し「この子昔はやんちゃだったのになあ」と感動することもよくあります。また保育士は子どもを預かるだけでなく、保護者をサポートする仕事でもあります。保護者と子どもの成長を一緒に見守り、共有し、一緒に子育てに取り組んでいきます。保護者のサポートをしているうちに、自分の友達の子育てのサポートができるようになったり、自分自身の子育てに役立てたりできることも、保育士の仕事の良いところです。このように保育士の仕事にはたくさんのやりがいがあります。

「保育士の仕事内容」に関するまとめ

 保育士は仕事で家庭では保育できない親の代わりに、基本的な生活習慣を身につけさせたり、集団生活でのコミュニケーションを学ばせたりしています。保育士の仕事は子どもと遊んでいるだけと思われがちですが、書類が多かったり、人間関係が複雑だったりと保育士だからこそ大変なこともたくさんあります。そんな大変な環境でも働いていけるのは、保育士の仕事が日々子どもの成長を目にすることができるやりがいのある仕事だからです。園での日々の成長はもちろんのこと、卒園後も子どもとのつながりが強いので長期的な子どもの成長にも関わることができます。保育士の仕事は大変なことも多いですが、その分多くのやりがいであふれています。