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転職といったらハローワーク?保育士がハローワークを使うメリットとデメリットとは

 ハローワーク厚生労働省が運営し利用者も多いため安心して利用している保育士もいます。しかしながらハローワークは保育士を専門として転職支援を行っているわけではなく、なかにはブラック保育園の求人が含まれている場合もあります。そのためハローワークを利用する際には十分に注意しなくてはなりません。

保育士のハローワークの利用方法。どうやって保育園を探すの?

保育士 ハローワーク①

 保育士だけでなく転職をするときにハローワークを利用しようと考える人はたくさんいます。ハローワーク厚生労働省管轄の公共機関であり、職業紹介や就職支援、就職相談などの公的なサービスを行っています。ハローワークは全国の地域ごとに設けられており、保育士のなかでも知名度は高くなっています。 
 ハローワークを利用するにはまずは、地域の担当窓口を調べなければなりません。住んでいる地域によって担当する窓口が異なることもあるので、厚生労働省のホームページや自治体に問い合わせると良いです。ハローワークについたら求職申込書に氏名や連絡先、希望する勤務地や就業形態を細かく記入していきます。窓口に申込書を提出して登録すると「ハローワークカード」を発行してもらえます。このハローワークカードには自分の情報が登録されており、ハローワークのパソコンで求人を検索する場合にはこのカードが必要となります。希望する勤務地や就業形態、希望する職種に、希望の給与額などの必要事項を入力して検索をかけると、条件にあった求人が一覧で出てきます。もし気に入った園が見つかれば募集し、窓口にいって紹介状を書いてもらいます。最近はハローワークに立ち寄らなくても自宅のパソコンから求人が見れるようになり、さらに探しやすくなりました。

保育士がハローワークを使うメリットとデメリット。ハローワークは気軽に利用できるが、保育士専門ではない

保育士 ハローワーク②

 ハローワーク知名度が高く、保育士の人も気軽に利用することができますが、保育士にとって都合の悪いこともたくさんあります。ここでは保育士がハローワークを利用するメリットとデメリットをお伝えします。

ハローワークのメリット】
◯地方の保育園の求人情報が多い
地方に行けば行くほど転職支援サービスや求人広告に苦手意識のある保育園が多いため、ハローワークには特に地方の保育園の求人が充実しています。
◯無料で利用でき、自宅でも検索できる
ハローワークでは登録から入職まで仕事探しをするのに一切料金がかかりません。そのため保育士だけでなく様々な転職希望者が利用しているので、平日でも常に混雑しています。しかし最近はインターネットで求人検索が利用できるようになったので、気になる求人を複数チェックしておき、すぐに紹介状を発行してもらえるように自宅で作業することができるようになりました。

ハローワークのデメリット】
◯紹介状を発行してもらえるのは5社まで
働いてみたい保育園を見つけたら紹介状を発行してもらい、直接保育園にコンタクトを取って調整してもらえます。しかし紹介状を発行してもらえるのが5園までなので、たくさんの園にまとめて応募することはできません。そのためなるべく多くの保育園を受けたい人は、何回も通う必要があります。
◯保育士専門ではない
ハローワークは保育士だけでなく、全職業の紹介を行っています。そのため保育士の仕事の悩みや園の選び方について聞いても、信頼できる情報が得られるとは限りません。転職でただでさえ大変ななか、その都度相談できないのはつらいかもしれません。
◯ブラックな求人を見抜けない可能性も
求人端末に入っている情報は、全てハローワークの書式に基づいて記入され似たような文言も並んでいます。また待遇面で他の保育園に劣る園が情報を変えてしまうこともあります。そのためブラック保育園と呼ばれるところが紛れ込んでいても、見分けるのが非常に難しい現状もあります。

ハローワークだけじゃダメ!保育士におすすめの仕事の探し方

保育士 ハローワーク③

 ハローワークだけを利用した転職活動ではリスクもあるので、他の仕事の探し方と併用するのがおすすめです。特に今保育士の間で人気になっている保育士転職支援サイトとハローワークを一緒に利用する保育士はたくさんいます。転職支援サイトでは自分で保育園を探していくのではなく、自分にあった保育園をキャリアドバイザーがピックアップしてくれます。保育士を専門とするキャリアドバイザーと面談もできますし、転職の悩みや仕事の悩みにも親身になって話を聞いてくれます。他にも非公開求人などハローワークより好待遇な求人が多いことも特長です。面談などでハローワークよりも時間がかかってしまいいがちですが、園を自分で探す手間は減りますし、保育士の転職のプロからアドバイスをもらえるのは大きな魅力です。自分ひとりで抱え込むのではなく、保育士の転職のプロであるキャリアドバイザーとともにより良い転職活動について考えることができます。

「保育士のハローワーク」に関するまとめ

 保育士だけでなく転職の際に多くの人がお世話になるのがハローワークです。ハローワークは全国各地に窓口があり、誰でも無料で利用することができます。知名度の高さからハローワークを利用する保育士も多いですが、ハローワークは保育士の仕事探しを専門にしているわけではありません。そのため仕事の悩みや仕事探しの相談に親身になってくれるわけではありません。また退職時期がはっきり決まっていないと保育園を紹介してもらえないことや、ブラック保育園が紛れ込んでいることもあります。今後転職を考えている場合はハローワークだけではなく、転職支援サービスも一緒に利用すると良いでしょう。