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保育士は製作物が多くて大変!製作のコツと子どもの作品の保管方法

 

 普段の保育業務だけでも大変ですが、保育士は製作物も並行して作成しなければなりません。保育園では行事がたくさんあり、その時々で展示物も変えないといけないので、製作物に追われることも少なくありません。製作物が上手く進まず悩む保育士も多いですが、ちょっとした工夫で作業時間を短縮したり完成度を向上したりできます。またせっかく時間をかけて製作した製作物や子どもから貰ったプレゼントなどは現物のままではなく、小さくスマートにまとめることもできます。

保育士は行事ごとに製作物がいっぱい!製作物が終わらず残業や持ち帰りする保育士も

保育士 製作①

 保育園では運動会やお遊戯会、クリスマスなどたくさんの行事を通して、子ども達の成長や発達を育んでいます。ほとんどの保育園では毎月なにかしら大きな行事を実施しているので、保育士はいつも行事の企画や準備で忙しくしています。行事の準備のなかでも特に時間がかかり多くの保育士が頭を悩ませているのが製作作業です。行事の製作物といっても壁面製作や子ども達の作り物の準備、会場のちょっとしたスペースを埋める作品などたくさんあります。また普段の保育で使う製作物と違い、行事の製作物は保護者や外部から見られるものでもあります。そのため製作物のクオリティも高いものを求められます。毎年同じような行事をしていますが、昨年と全く同じものを作るわけにはいかずアイデアに悩むこともあります。このように製作作業が大変なので勤務時間中だけで完成させることができず、残業や持ち帰りをしたりして作業をしている保育士もいます。

保育士の製作作業のコツ。効率化や完成度を高くするちょっとした工夫とは

保育士 製作②

 製作作業を好きになろうと努力をしても、なかなか上手く進まず苦しい思いをしている保育士もたくさんいると思います。そこで保育士が製作作業を行う際に参考になるコツをご紹介します。

◯製作補助雑誌を活用する
保育士向けの製作補助雑誌はアイデアが浮かばないとき、時間がないときに強い味方になってくれます。雑誌には壁面などのアイデアが載っているだけではなく、下書きされた壁面などが付録で付いているので上手く活用しましょう。しかし雑誌として世に出回っているので他の保育園と製作物がと被る可能性があります。雑誌を切り抜くだけではなくキャラクターの表情を変えたり、服や装飾にラメやスパンコールで特色を出したり、少し工夫するとさらに良いでしょう。

◯クラフトパンチを使う
クラフトパンチを使えば切る作業をかなり省略することができます。それぞれの季節で使えるお花や音符など様々な種類があるので、ハサミやカッターできれいな形に切れず困っている人はぜひ使ってみてください。また100円ショップにはクラフトパンチ以外にも壁面製作に役立つグッズが溢れています。

◯ちょっとした工夫で手の込んだ作品に見える
無理に難しい作品を作らなくてもちょっとした工夫をするだけで、きれいで手の込んだ作品に見えます。例えばこいのぼりで例を挙げるとすると、普通に壁に貼るのではなく少し浮かせて壁に貼り付けるだけで躍動感が溢れます。うろこも簡単にマジックで書くのではなく、ホログラム用紙を半円に切って、貼り付けていけば豪華なこいのぼりに見えます。

◯素材を組み合わせる
色紙だけで作ると単調で地味に見えてしまいます。例えば子ども達を壁面で表現するなら、顔や手などは紙で作り、服は布などで作ると、手の込んだ立体的な作品に仕上がります。素材同士を組み合わせることで普段とは違う、目新しい製作物を作ることができます。

◯季節感を取り入れる
製作物は子ども達がより行事について理解できるように用意されています。行事に関連した製作物であることはもちろんですが、その時々の季節感を入れると華やかに見えます。花や虫、それぞれの季節しかないものを取り入れる事で、子ども達もよりいっそう四季を身近に感じることができます。

せっかく作ったのだから・・・。製作物や子どもの作品の保管方法

保育士 製作③

 せっかく一生懸命時間をかけて作った製作物は愛着があり、手元に残しておきたくなりますよね。また行事のなかや日常で子どもがプレゼントしてくれたものは、保育士にとって宝物です。そうやって次々保管してしまううちに、場所を取ってしまったり、多すぎて取り出しづらくなったりしていませんか。ここでは製作物やプレゼントをスマートに保管する方法を紹介します。

◯作品の一部をスクラップする
製作物やプレゼントを全部そのままの大きさ、そのままの形で保存しようと思うと大変です。作品のお気に入りの部分だけ切り取って、スクラップブックを作るのがオススメです。

◯データ化してフォトブックにする
たくさんある製作物や子どもからのプレゼントをきれいな形でたくさん残したい場合は、フォトブックがオススメです。明るいところに置いて写真を撮り、その写真をもとにフォトブックを作成すれば作品集を作ることができます。作品へのコメントなども入れられるので、思い出の作品集になります。

◯大きな箱で一括保管
たくさんの作品をまとめて保管したい場合には、仕切りのついた書類ボックスがオススメです。大きな書類ボックスを季節ごとなどに仕切で区切って製作物を保存します。1つの箱には収まりきらない場合は実物で残したいもの、写真に撮って残すものに分けてみるのも良いでしょう。

「保育士の製作」に関するまとめ

 保育園は年間行事が非常に多く、保育士は行事のたびに準備に取り組まなくてはいけません。行事の準備には製作物もたくさんありますが、製作作業が苦手で時間がかかってしまう保育士もいます。製作作業に時間がかかってしまう場合は、便利グッズや製作補助雑誌を利用して作業を進めると良いでしょう。完成度に関しても素材を変えてみたり季節感を取り入れたりするなど、ちょっとした工夫で手の込んだ製作物に見せることができます。自分が作った使用した製作物や子どもから貰ったプレゼントを自宅で保管する保育士もいますが、実物のままでなく写真で残したり小さくまとめたりすることでスマートに保管することができます。